神経の治療を受けた前歯の色が、周囲の歯より暗くなっていることを気にされて来院された患者様です。
診査を行い、対象となる歯にウォーキングブリーチを行いました。
このページでは、実際の治療前後の写真とともに治療内容をご紹介します。
症例概要
10歳代
女性
主訴:神経を取った前歯の変色が気になる
治療内容:ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチ:1回
治療期間約:2週間
治療費:33000円(税込)
治療前の状態
神経の治療を行った歯は、時間の経過などによって歯の内部から色調が変化し、周囲の歯より暗く見えることがあります。
本症例では、右上1番の変色が認められました。
ウォーキングブリーチとは?
ウォーキングブリーチは、神経を失った歯(失活歯)の変色に対して行う漂白方法の一つです。
通常のホワイトニングが歯の外側から薬剤を作用させるのに対して、ウォーキングブリーチでは歯の内部に薬剤を入れ、変色した歯の色調改善を目指します。
なぜ通常のホワイトニングではなくウォーキングブリーチなのか
本症例では、歯列全体の色調ではなく、神経の治療を受けた1本の歯に変色が認められました。
そのため、歯全体を対象とする一般的なホワイトニングではなく、変色した失活歯に対してウォーキングブリーチを行いました。
治療後の状態
1回の処置を行い、治療前と比較して対象歯の色調に変化が認められました。
ウォーキングブリーチによる色調の変化や必要な処置回数には個人差があります。また、時間の経過によって再び変色する場合があります。
術前・術後の比較
この症例のポイント
神経を取った歯が変色した場合、「白くするには被せ物にしなければならない」と思われる方もいらっしゃいます。
歯の状態によっては、ウォーキングブリーチによって歯を大きく削ることなく色調の改善を目指せる場合があります。
一方で、すべての変色歯に適応できるわけではありません。根管治療の状態や歯質、変色の原因などを確認したうえで治療方法を検討します。
費用・期間
治療方法:ウォーキングブリーチ
治療期間:約1週間
費用:33000円(税込)
ウォーキングブリーチのリスク・注意点
ウォーキングブリーチでは、希望する色調まで改善しない場合や、周囲の歯と完全に同じ色調にならない場合があります。また、時間の経過とともに再び変色することがあります。
歯や根管治療の状態によってはウォーキングブリーチを行えない場合があり、再根管治療や被せ物など別の治療方法を検討する場合があります。
治療中・治療後に歯の状態を確認しながら処置を行います。治療回数や治療結果には個人差があります。
神経を取った歯の変色でお悩みの方へ
「前歯1本だけ色が暗い」
「昔、神経を取った歯が黒くなってきた」
「できるだけ歯を削らずに色を改善したい」
という方はご相談ください。
歯の状態や変色の原因を確認し、ウォーキングブリーチが適応できるかを含めて治療方法をご説明します。